・光と水を効率的に供給
INDIEGOGOに登場したRotofarmは、円筒形の本体の内側で作物をぐるりと並べるようにして栽培を行う。これにより、平面型の水耕栽培キットよりも少ない面積で、より多くの収穫が可能になっている。中央にはLEDランプが搭載され、本体がゆっくりと回転することによりよどみなく光を供給。また、本体のベース部分には栄養素や水を注入することで、全自動での栽培が可能となる。
さらにスマートフォンアプリを通して、作物の栽培状況や水の残りなどを確認したり、収穫時期やレシピを知ることができる。またアプリからは、植物の種や栄養素の注文も可能だ。
・ラインナップ豊かな作物
作物はすでに種が植え付けられた「ポッド」の状態で提供され、これを本体内側にセットすることで栽培を開始する。栽培可能なのはレタスやケール、ほうれん草といった野菜から、ミント、ローズマリー、タイムのようかハーブ類までさまざまだ。プロジェクトチームは、100%安全な作物をフレッシュな状態で楽しめるのが、Rotofarmの特徴だと説明している。また、買い物で生じるパッケージや袋などのゴミが発生しないもの、注目に値する。
Rotofarmのプロジェクトはすでに資金調達に成功しており、現時点では1199豪ドル(約8万2000円)の出資で入手が可能。製品は2020年10月の出荷を予定している。コンパクトな本体で作物を育てられる本製品は、風変わりなインテリアとしても活躍してくれそうだ。
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