今アメリカでちょっとした話題を呼んでいるファッション系アプリSwirlがどんなアプリかを説明するとき、ピンボードに写真をピンするPinterestと、Facebook、小売店が組合わさったものとイメージしてもらうと分かりやすいかもしれない。8月にサービスを始めたばかりのこのアプリは、ユーザーが流行のファッションを追いかけやすくし、好みのアイテムを見つけて購入するのを手伝ってくれる。

サイトに登録すると、クリップと呼ばれる人気アイテムの写真が並ぶ。フォローしている好きなブランドの今一番人気の商品がチェックでき、商品写真をクリックするとそのアイテムが販売されているオリジナルのページに遷移するので購入も簡単。またそうした人気商品のクーポンなどおトクな情報も入手できる。

Swirlのユニークな点は、ほかの買い物アプリのように買い物客の足を実店舗から遠ざけ、オンライン店舗へと誘導しているわけではない。むしろその逆で、買い物客が実店舗をすぐ見つけられるように3万店の正確な位置をアプリ内の地図に表示している。アプリで画面をスクロールして気に入ったアイテムを見つけ、すぐに買いたいと思ったら、そのアイテムを販売している最寄りの店を案内してくれるというわけだ。

やみくもに歩き回るのではなく、あらかじめ欲しいものを探し出し、行きたいお店を絞れるうえ、セールの開催時期やブランドの最新情報などを知らせてくれる機能も使い勝手がよさそうだ。このアプリはデスクトップとモバイルの両方で利用できる。

Swirl