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反復練習がカギ! 「写経」でプログラミングを学べる「SHAKYO.io」ローンチ

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プログラミングを学ぶときのキーワードのひとつに「写経する」という言葉がある。これは既存のプログラミングコードを模写すること、あるいは模写したコードによる見た目や行動が既存のコードと一致することを指す。

このたび、この写経を繰り返すことでプログラミングスキルを向上させるサービス「SHAKYO.io」が株式会社LABOTよりローンチされた。そして新型コロナウイルスの影響を受ける教育機関や自宅待機中の新社会人向けに無償提供される。

ゲーム感覚で続けられる

同サービスはタイピングゲームのようにソースコードの模写を反復練習できる「写経」プラットフォームWebサービスだ。C、Java、Pythonといった複数のプログラミング言語ごとに模範アルゴリズムを数百収録し、個々で学びたいソースコードをアップロードできる仕組みとなっている。

従来のプログラミング学習のプロセスは教科書的なものがほとんどで、「難しい」というイメージがつきまとい挫折するケースの多いという課題があった。同サービスは簡単にできる模写を1日十数分ずつでも繰り返すことで、初心者が複雑なソースコードに慣れたり、実際のコードから文法を学んだりできることを目指している。

まずはプログラミングに対する「難しい」「自分には無理だ」という苦手意識を取り払い、教科書的な学習と合わせた副教材として活用されていくことが目標だという。

無償提供も予定

「プログラミングに挫折する人を一人でも少なく。」というミッションを背負った同サービスは、従来のサービスでは扱われなかった現場に近いコードを反復練習することで、実際にエンジニアになったときの現場と学習してきたことのギャップを小さくする。

また、「体で覚えるプログラミング」として、アスリートのルーティン練習のように日々繰り返す写経により「習うより慣れろ」を体現していく。

同社は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い休校措置をとりオンライン学習体制を敷く全ての教育機関と、リモートワークで在宅勤務中の新社会人を対象として4月下旬より2020年9月30日まで同サービスを無償提供するようだ。

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