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マイナーな漫画家が自分の作品を直接販売できるiPadアプリ「Emanata」が登場

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日本では、子どもから大人にまで広く親しまれている漫画だが、もちろんアメリカでも「New York Comic-Con」が開催されるなど、一大産業として定着している。ただし、出版されて広く世間に認知されているコミックはほんの一握りであり、地域の書店への持ち込み営業、コンベンションへの参加など、自費出版はとても敷居が高く、大半の漫画家にとって、自分の作品を多くの人に読んでもらうことは、かなり難しいのが現状だ。

より多くの漫画家が気軽に作品を出品し、より多くのユーザーに作品を手にとってもらうチャンスを増やそうと開発されたのが、アップストアに登場したiPadアプリEmanataである。Emanataでは、それぞれのコミックの画像がパネル状に羅列して並べられ、パネル部分の上側に作品タイトルが、右下に値段が表示されるようになっている。

パネルをクリックすると、コミックの最初の3ページが読めるようになっており、4ページ目以降の続きを読もうとすると、ポップアップが出て値段が表示されるという仕組みだ。このEmanataは無料で利用できるが、ユーザーがコミックを購読する際に、アカウントにサインアップする必要がある。

Emanataによって、漫画家側は自分の作品を手軽に販売することができ、ユーザー側は今まで知らなかった新しい作家や作品を知るチャンスが増える。この相互作用が、コミック業界に新しい風を吹き込むかもしれない。

Emanata

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