・特徴的な本体形状
先述のように、屋根の上の瓦をモチーフとしたZIEGEL。なお、ZIEGELはドイツ語でタイルを意味する。このデジカメらしくない本体形状のおかげで、バッグに気軽に放り込んで持ち出したり、あるいはストラップを装着してスナップショットのチャンスに備えたりすることもできる。本体には1800万画素センサーを搭載し、アスペクト比4:3のスタンダードや1:1のスクウェア、16:9のHDといった、さまざまなサイズの写真の撮影が可能。なお写真はSDカードに保存され、動作には乾電池を利用する。
・撮影が楽しいインターフェイス
本体の背面には物理ボタンを搭載し、フレームやデジタルズーム、露出などの切り替えが可能。また、プレビューが表示されるLEDディスプレイは8種類のカラー切替が可能だ。撮影画像にはビビッドやレトロ、白黒といったフィルターを掛けることができる。また、2重露出による撮影も可能だ。さらに、レンズ部分埋め込まれたLEDライトにオプションのカラーフィルターを装着したり、あるいはコンバージョンレンズで画角を変更したりすることもできる。
ZIEGELのプロジェクトは資金募集に成功しており、現時点では1万2900円の出資で入手可能。製品は2020年7月の出荷を予定している。肩肘張らないこのコンパクトなデジタルカメラなら、今まで知らなかった街の顔を切り取ることができるかもしれない。
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