そんなPinterestに3月末に登場した新機能「ピックアップ」がこのたび、日本を含める13ヶ国で展開されると発表された。
不安定な今だからこそ……
同サービスの3月1日以降の検索件数は全世界で25%増加し、3月21日・22日の検索数および保存件数はプラットフォーム上で過去最多を記録した。検索が急増したアイデアは「買い置き食材作るレシピ」「子供の家庭学習に役立つアクティビティ」などで、新型コロナウイルスの影響もあると考えられる。
このような状況下でPinterestならではの方法で何か力になりたいという想いから、厳選したトピックや人気のピンから最新のアイデアを毎日提供する新機能「ピックアップ」を3月末にローンチ。先だって米国と英国のモバイルアプリで展開していたが、このたび日本、アルゼンチン、オーストリア、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、スイス、メキシコの13ヶ国での展開を開始した。
なお、「ピックアップ」では世界保健機関(WHO) や疾病管理センターの情報にもとづいた新型コロナウイルスに関連するコンテンツも掲載している。
注目トピックを毎日更新
ユーザーは、同アプリのホームフィード上部にある「ピックアップ 」をクリックするだけで毎日更新されるトピックの新しいアイデアを見ることが可能だ。ホームフィードがユーザーのアクティビティにもとづいてアイデアを表示するパーソナルなスペースであるのに対し、「ピックアップ」は世の中の出来事や注目のアイデアを掲載するスペースとなる。現在はPinterest がアイデアのキュレーションを行っているが、今後はゲストエディターも参加予定とのこと。
また、世界保健機関(WHO) や疾病管理センターの情報にもとづく新型コロナウイルス関連情報のキュレーションを行うとともに、医療に関する有害な誤情報のピンを簡単に報告するオプションを設置するなど誤情報拡散防止に努めていくようだ。
Pinterestは、これまでもカスタマイズ機能やARを活用した新機能などさまざまな機能を実装している。昨今の不安定な情勢の中で、このたびの新機能がより多くの人にポジティブなアイデアを届けてくれると期待したい。
PR TIMES