スマホの充電ポートに挿し込むだけの翻訳機「ZERO」。財布に収納できるほどの小ささながら、日本語を含む93言語・アクセントに対応する。また、文字起こし機能も搭載し、会議やインタビューなどでも活躍するスグレモノだ。
・国のなまりも認識
ZEROそのものはマイク4つを内蔵した小さなデバイス。使うにはスマホでアプリを立ち上げてから、ZEROをスマホのポートに挿し込む。そしてアプリで言語を選択すれば、リアルタイム翻訳が始まる。ZEROは英語、フランス語、スペイン語、中国語など主要言語はもちろん、それらのアクセントにも対応し、計93言語・アクセントを翻訳する。例えば、英語であれば英国、米国、豪州、カナダ、インドなど14カ国の「なまり」も認識する。
・メモ取りや議事録作成に
もう1つ便利な機能が、音声の文字起こし機能だ。これは会議やインタビューなどでの発言のメモや、議事録作成に使える。録音とテキスト化を同時にこなし、テキストデータを保存して共有することも可能となっている。音声テキスト化は600分までなら無料で利用でき、それ以降は1時間100円と有料になる。
従来の翻訳機はそれなりのサイズのものが多い中で、ZEROは4×1.5×0.7センチ、重さはわずか6.5グラム。財布などにしのばせておくことができる。
また、端子はライトニングとUSB Type-Cの2バージョンが用意されていて、スマホから電源をとるため充電する必要がないのも手軽でいい。
プライベートの旅行や海外出張などで活躍するのはもちろん、海外からの旅行客に接することが多い接客業の人も持っておくと便利そうだ。
ZEROは販売予定価格7980円(税込)のところ、現在Makuakeで6380円(税・送料込)で入手できる。申し込みは6月22日まで受け付け、7月にも発送される見込みだ。
ZERO/Makuake