こうしたありがちなシチュエーションを想定して、Netflixはプロファイルに4桁のPINコードを設定できるようにする。これにより、子供だけじゃなく、プロファイルを貸している方にとっても、他人に閲覧履歴を見られる心配がなくなりそうだ。
・個別でコンテンツを除外できる
子供の観るコンテンツをコントロールするのに、PINコード以外の設定も追加される。これまで、プロファイルに適用できる設定は、成人向けコンテンツの視聴を制限するなど限られていたが、これに加えて年齢に応じたフィルター適用が可能となる。このフィルターは、国ごとの評価が反映されているとのことで、簡単に適切なコンテンツのみを提供できそうだ。個別のコンテンツ単位での除外もできるようで、あまり観てほしくないアニメなどあればそっと取り除いておけばいい。無限にコンテンツを観てしまうことにつながる「自動再生」機能もデフォルトでオフになるとのこと。
・プロファイル荒らしの対策にもなる
ところで、プレミアムアカウントの方は、家族や友人用のプロファイルを作成しているのではないか。それぞれのプロファイル上で好きなものを鑑賞してくれれば問題ないが、いまのところ他のプロファイルへは自由にアクセスできる。趣味が他人に知られるリスクがあり、あまり心地よいものではない。それだけならまだしも、悪意ある家族/友人が、他のプロファイルに入ってコンテンツを視聴しまくれば、せっかくのレコメンドも台無しだ。PINコードの設定が可能になれば、他人のアクセスを意識しなくてもよくなる。家族や友人にPINコードをハッキングされないように対策することも忘れずに。
参照元:More choice and control for families/ Netflix