今や小さな子供どもですらインターネットを使う時代だが、親としては子どもが有害サイトを目にすることがないようにしたいもの。そんな要望に応えるデスクトップ専用ブラウザのKIDO’Zが、モバイル用アプリ（Androidのみ対応）を発表した。スマートフォンやタブレット端末からのアクセスも、親が許可したアプリやウェブサイトのみに制限することができる。

同様のサービスを展開するアプリはほかにも数多くあるが、KIDO’Zのウリは有害サイトをブロックするだけでなく、同アプリが内容をチェックして問題のないサイトの一覧を親に提供し、子どもにとって相応しいサイトを探す手間を省いてくれることだ。同時に、子どもに見せたくない広告すらもブロックすることができる。加えて、教育的要素を含むビデオチャンネルKIDO’Z TVや電子書籍も展開しており、子どもに見せたい視聴時間などを設定できる機能もついている。

デスクトップ版は有料で、これまでのところユーザーは100万人という。今回発表したAndroid版は無料でダウンロードでき、17カ国語に対応している。KIDO’Zでは今後有料のプレミアムライブラリーの展開も計画中という。また、iOS版のアプリ展開も視野に入れているようだ。

KIDO’Z