主催はFOXニュースで、これにFacebookが協力。4月2日の午後7時(アメリカ東部標準時)に開催される同意見交換会には、ホワイトハウスのコロナウイルス・タスクフォースのメンバーをはじめとする有識者が参加する予定だ。
意見交換会はインターネット上で行われ、FacebookのPortal Plusデバイスが活躍する。
・自宅にプロカメラマンがいるクオリティ
自宅待機を守りながらのタウンミーティング開催は異例の試みで、Facebookが参加者にPortal Plusデバイスを発送。自宅にデバイスを設置したバーチャルゲストは、入れ替わりで参加するようだ。同デバイスがあれば、“自宅にプロカメラマンがいるようなもの”とのことで、クオリティの保証された番組に期待できるだろう。
司会はFOXニュースのアンカーマーサ・マッカラム氏で、参加する有識者は医療やビジネスの専門家。彼らにゲストが質問をする。
・100万ドルをCOVID-19対応基金に寄付
現状において専門家が意見を交えるのが有益なのはもちろん、今回の試みは、制限の多い中でのインタラクティブなテレビ体験実証の意図もありそうだ。番組はコマーシャルフリーで観られ、100万ドル(約1億700万円)がFeeding AmericaのCOVID-19対応基金に寄付される。Feeding Americaは、全米200以上のフードバンクが参加する非営利組織。学校閉鎖や今後の世界経済の悪化に伴い、こういった飢餓救済組織の役割がますます重要視されるはずだ。
同番組はFOXニュースのFacebookページやWebサイト(CoronavirusNOW.com)、アプリなどを通してライブストリーミングで配信されるので、チェックいただきたい。
参照元:the Global Coronavirus Pandemic on Thursday, April 2/ BusinessWire