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新型コロナウイルスのワクチンを今年の秋、米バイオテック「Moderna」が医療従事者に提供できる見込み

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世界各地の研究機関やバイオ関連企業が、新型コロナウイルスのワクチン開発に取り組んでいる。そんな中、米国Moderna社がいち早く、今年の秋にも医療従事者向けにワクチン提供を開始できる見込みだという。

・現在、治験第1フェーズ

Moderna社は米国立衛生研究所(NIH)と協力して、新型コロナウイルスのワクチンの開発を進めて来た。完成したワクチンの候補「mRNA-1273」は実用化に向けて、今月16日から人を対象とした第1フェーズの臨床実験が行われている。

同社はこれまで、ワクチンが商用レベルで実用化されるのは12〜18ヶ月後だろうと言っていたが、今月23日、医療従事者向けに限って今年の秋には提供できそうだと発表した。

サイトで公開された株主向けプレスリリースの中で、同社CEO・Stephane Bancelがこう言っている。
商業化されるまでに少なくとも12〜18ヶ月かかるだろうが、緊急時の対応として、2020年の秋には少数の人たちに(ワクチンを)使用することが可能だ。少数の人とは、おそらく医療従事者ということになるだろう。

アメリカ食品医薬品局による緊急使用許可

米国には、パンデミック発生時などに必要な医薬品やワクチンを緊急承認する「緊急使用許可(EUA)」という制度がある。発表資料中にははっきり書かれていないが、Moderna社はこの制度を利用して、正式認可を受ける以前に、つまり秋までにワクチン提供を始めるらしい。

同社は、正式認可を受けるのに必要な臨床試験の第2段階の準備も同時並行で進めており、第1段階が終わり次第すぐに開始する予定。また、ワクチンを月間数百万本製造できる体制も整えてあり、認可され次第すぐに出荷できるとのこと。

一般に流通するのは早くて1年後になるそうだが、少なくとも医療従事者にワクチンが行きわたれば、感染を恐れずに治療に専念できるはずだ。

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