324通りの診断結果を無料で
「誰もが手軽にスポーツを上達できるプラットフォームを作りたい」という想いから生まれた同アプリは、スマートフォンで自身のスイング動画を撮影しアップロードするだけで、AIがスイングの弱点やスイングタイプを診断するというものだ。ポジションごとの姿勢やクラブヘッドの軌道を見える化し、スイングの基準線が自動記入されることで、手本となるスイングと自身のスイングの比較が可能となる。また、一連のスイングの動作で代表的な4つのポジション、アドレス、トップ、インパクト、フィニッシュを自動検知し表示。
これらの姿勢情報、クラブヘッドの軌道情報、ポジション情報を診断の基準とし、最大324通りの診断結果を表示するという。AIによる診断結果に応じてパーソナライズされた修正ポイントとおすすめのレッスン動画を提案し、動画内ではスイング改善に向けた練習方法を伝えてくれるようだ。
さらに、練習を重ねたのちに再度撮影したスイング動画をアップロードすると、2つのスイング動画を並べて再生することができ、姿勢やクラブヘッドの軌道を可視化しながら過去の自分のスイングとの比較もできる。
進化し、拡がるAI
ツアープロコーチである阿河 徹氏監修のもと開発された同アプリは、阿河氏の業界トップレベルのスイング理論と幅広いコーチング経験を活かし、誰もが手軽にゴルフを上達できる仕組みを実現した。AIは今後もスイングデータを蓄積し、より質の高い解析と詳細な課題提示ができるよう進化していくようだ。同社は今後、ユーザーのフィードバックなどの検証を行い、さらなる機能追加を検討するという。なお、現在は飛球線後方から撮影したスイング動画が診断対象となっているが、今後は正面から撮影したスイング動画への対応も検討するとのこと。
多くのスポーツにおいて基本フォームはパフォーマンス向上に重要な役割を果たすという。同社はスポーツ映像解析AIを他のスポーツにも展開する予定とのことで、より多くの人が手軽にスポーツの上達へのヒントを得られるようになるかもしれない。
PR TIMES