KDDI株式会社とFacebook Japan株式会社は、XR技術を活用した次世代のショッピング体験のコンセプトモデルを実証する「フューチャーポップアップストア」を2020年3月24日にオンラインで開設した。

未来のショッピング体験を

両社は、新しいショッピング体験のコンセプトストアとして「フューチャーポップアップストア」を開設。同ストアでは、XR技術を活用し、ネットとリアルが融合した5G時代のショッピング体験のコンセプトモデルを実証する。

第1弾のテーマは、ビューティーとライフスタイル。InstagramアプリなどのAR機能を活用した試着や、AI店員による接客（商品説明）から総合ショッピングモール「au PAY マーケット」と連動した商品購入など、スマートフォン上で試着から購入までが完結する次世代のショッピング体験を提供するようだ。

同ストアは2020年3月24日から2021年3月23日の期間で開設され、未来のショッピング体験のコンセプトモデルを実証していく。

XR技術で満足のショッピング

このたびパートナー企業として参画している5社は、それぞれの商品を各カテゴリーで提供中。

テーマのひとつ「ビューティー」のカテゴリーは「化粧品」と「眼鏡」の2種類だ。「化粧品」は「au PAY マーケット」掲載のリップとチークを取り扱い、「眼鏡」は株式会社インターメスティック （Zoff）のUVクリアサングラスを取り扱っている。これらの商品はInstagramのARカメラで気軽にトライオンでき、気に入れば購入も可能だ。また、「化粧品」に関しては、MakeUpレッスンを体験することも可能。

もうひとつのテーマ「ライフスタイル」は「家具」と「洗剤」にわかれる。「家具」のカテゴリーの参画企業は、株式会社ニトリ、株式会社Francfranc、株式会社リビングスタイル。ここでは、AIコーディネターによる家具のコーディネート相談やリビングスタイル提供の「RoomCo」のAR機能を活用したARコーディネートの体験ができるようだ。

一方「洗剤」では、花王株式会社のフレグランスニュービズジェルを取り扱っている。ニュービズの香りを表現したInstagramのARカメラ体験ができ、「au PAY マーケット」での購入も可能とのこと。

実店舗へ行く時間はないが、満足のいく買い物をしたいという人には嬉しいショッピング体験を提供してくれそうだ。

KDDI株式会社