そこで同社は、フライトやホテルのキーワードを検索バーに入力すると、検索結果とともに渡航先についての注意情報などを表示してユーザーが素早くアクセスできるよう変更を加えた。
・アラート表示
発表文の中では、サンプルとして「flight to seoul(ソウルへのフライト)」と「things to do in seoul(ソウルでやること)」と入力した場合が表示されている。いずれも検索結果の上に「COVID-19 alert」という赤色の目立つタグがきていて、その下に旅行者向けの情報へのリンクが表示される。ユーザーはそのリンクをタップすれば目的地への渡航が可能かどうかわかる。
ちなみに、日本語で「フライト」「スペイン」のキーワードで検索をかけたところ、「この目的地への渡航は制限されています」と案内された。
・ヘルプセンターに誘導
また、世界中の航空会社が運航中止や減便を余儀なくされている。そのため、多くの航空会社がフライトの変更やキャンセルなどに手数料なしで対応したりするなど、キャンセルポリシーに変更を加えている。そこで、ユーザーが検索バーに特定の航空会社のフライトを入力したり、Google Flightsで検索をかけたりすると、航空会社のキャンセルポリシーなどをカバーするヘルプセンターにとべるようにした。
ただし当面は大手航空会社のみのカバーで、最終的には航空会社のウェブサイトで確認する必要がある。
Googleは「こうしたリソースがユーザーの安全と旅行計画の正しい判断に役立てば」としている。
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