同事業の皮切りとして、従業員がさまざまなサービスをリーズナブルに利用できる従業員特典サービス「Wantedly Perk」β版を利用企業へ無償提供する。
採用後の従業員をサポート
同社は、2012年に公式リリースしたビジネスSNS「Wantedly」を通じ、共感を軸にした人と会社の出会いを創出し続けてきた。同サービスでは、気になる会社を見つけたユーザーが、気軽に会社訪問できるシステムを構築するなど、採用領域におけるインフラを構築。現在、登録会社数34,000社、個人ユーザー数220万人を突破している。これまで採用までの流れをサポートしてきた同社はこのたび、採用後の従業員の定着・活躍を支援するエンゲージメント事業を開始。その皮切りとして、「Wantedly」の有料プラン利用企業を対象に、所属する従業員およびその家族がさまざまなサービスをリーズナブルに利用できる従業員特典サービス「Wantedly Perk」のβ版を無償提供を開始した。
同時に、「Wantedly Perk」にてサービス利用者へのディスカウントなどの特典を提供するパートナーの募集を開始。なお、特典の掲載は無料とのこと。
多様なサービスと特典
「Wantedly Perk」では、カフェ・ワークスペースや家事代行・ベビーシッター、脳ドック・検診など多様なサービスが通常よりリーズナブルに利用できる。例えば、株式会社蔦屋書店の「SHARE LOUNGE」を通常料金の20%OFFで利用できたり、株式会社キッズラインの家事代行・ベビーシッターサービス「キッズライン」を初回3,000円OFFで利用できたりとサービスも特典もさまざまだ。
サービスの利用は、「Wantedly」アカウントを持ち「Wantedly」上で企業に所属されている従業員およびその家族(LGBTや事実婚などのパートナーも含む)が対象。アカウントを持っていない、あるいは「Wantedly」上で企業に所属していない従業員は、会社アカウント管理者からの招待で利用可能となる。
対象企業の管理者は、従業員に対し無償で「Wantedly Perk」を提供することができるが、会社の状況などに応じて、提供しないという選択肢もあるようだ。なお、β版提供開始タイミングでは「Wantedly Perk」は「提供あり」となっている。
同サービスの正式版リリースは2021年9月1日以降の予定。正式リリース後は、サービスを利用する従業員のアカウント数が一定数を超えた場合に、アカウント数に応じた従量課金体系を取るとのことだ。ちなみに、β版ではアカウント数に制限なく無料で利用できる。
PR TIMES