具体的にどんなことができるかというと、例えば手元に動物園で撮ったライオンの写真があるとしよう。オリジナルの写真の背景は動物園の飼育ゾーンでも、StackMotionではその写真の被写体であるライオンだけを切り取り、別の写真やスライドショー、ビデオにライオンの画像を重ねることができる。
なので、吠えているライオンをオフィス街に出現させたり、ビーチや桜の木の下にライオンを寝そべらせたりと、あり得ない写真や面白おかしい1枚を製作できるというわけだ。キャプションを加え、動画の場合はお気に入りの音楽をBGMとして流すと、さらにオリジナル感たっぷりの作品に仕上がる。
このアプリで使われているのが、画像認識テクノロジーだ。高度な技術だが、被写体の切り取りなどの操作は指一本でできる。また、作製した作品は「#StackMotion」のタグをつけてFacebookやTwitterなどのSNSでシェアして楽しめる。
アプリを開発したスタートアップ「Flambe Studios」の創設者は「普通の編集機能では物足りないという “クリエイター”にぜひ使ってほしい」とアピールしている。アプリはApp Storeでダウンロードできる。価格は200円。
StackMotion