Googleアシスタントに追加される同機能を利用すれば、Web記事を読み上げてもらうことができる。
コンテンツの音声化方法は、ブラウザにて目的のWebページを開いた状態で「Ok Google、Read it!」とお願いするだけ。Googleアシスタントは「Got it!」と言ってさっそく読み上げに入る。
・2フレーズでページの読み上げ開始
SiriやGoogleのテキスト読み上げアプリでコンテンツを音声化することは可能だが、2フレーズで読み上げが始まる「Read It」機能は圧倒的に使えそうだ。Android端末で利用できるが、いま試したところ「読み上げて」との日本語コマンドでは起動せず、「Read it!」と言えば日本語サイトの読み上げも可能だった。人間に近い読み上げボイスは聞き取りやすく、読み上げ速度は画面下に表示されるバーをスライドして調整する。
読み上げに合わせてセンテンスが強調表示され、ページのスクロールも自動で行う。
・他言語も翻訳して読んでくれる
42言語に対応しているので、英語のページなら英語で、中国語のページなら中国語で読み上げてくれる。また、翻訳メニューで言語を選択すると翻訳先の言語でページを読み上げてくれる機能も便利だろう。「Read It」機能を利用する際に設定をいじったりアプリを追加する必要はなく、Android端末でGoogleアシスタントが利用できればOKだ。
Webサイト側で読み上げを拒否することはできるようで、「nopagereadaloud」タグを埋め込めばいい。
同機能が追加されたことで、これまでより手軽に耳から情報が得られるようになり、コンテンツは読まれるものから聴かれるものに移行していくかもしれない。
参照元:Easier access to web pages: Ask Google Assistant to read it aloud/ Google Blog