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ドローンによる全自動陸域生態系調査の実証実験、実用化へ向けた成果を確認

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株式会社センシンロボティクスは、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)が行う植生調査において、ドローンを活用した全自動陸域生態系調査の実証実験を2019年12月24、25日に実施。

その結果、今後の研究活動の可能性につながる結果を得ており、実用化へ向けた成果を確認したと発表した。

実験概要と結果

同社は、「SENSYN FLIGHT CORE」、「SENSYN DRONE HUB」、「SENSYN DC」という3つのテクノロジーを活用し、設備点検・災害対策・警備監視の領域を中心にドローンによる業務の完全自動化を目指している。

一方JAMSTECは、2019年度より新しい地球表層観測手法の研究開発を目標に、ドローンを活用した大気組成・海洋・植生の地球表層の環境影響情報の導出に着手。そのなかで、省力化・低コスト化を実現すべく観測の自動化について検討を進め、同社の「SENSYN DRONE HUB」に着目したのだ。

同実験は、「SENSYN DRONE HUB」導入の前段階として、横須賀市の夏島貝塚にて実施された。夏島貝塚上空を対象として、ドローンがあらかじめ設定したルートを自動飛行し、対象物の真上から撮影した画像データを取得できるかという確認を行った。

また、フライト設定などができる総合プラットフォーム「SENSYN FLIGHT CORE」上で設定した時刻に全自動航行による画像データ取得ができるかの確認も行っている。

その結果、ドローンは設定時刻に自動離陸し、設定ルートを正確に飛行、完全自動で精密な自動着陸を実行する事を確認。離陸から着陸まで人の手を介さないドローンは、無人運用に足る必要機能を持ち合わせていると確認できたという。

ちなみに、国指定重要文化財である夏島貝塚上空での実験であり、無許可でのドローン飛行禁止エリアに位置しているため、国土交通省と横須賀市役所教育委員会(文化庁)の許可を得て行われたようだ。

完全自動化を実現する3つの技術

今回着目された「SENSYN DRONE HUB」は、ドローンの自動離発着や自動充電、自動データ転送に対応する基地(ドローンポート)であり、制御ソフトウェア・業務アプリケーションが一体となった完全自動運用型ドローンシステムである。

「SENSYN FLIGHT CORE」は、エリアスキャンや壁面スキャンなど用途ごとの自動ルート設計を3Dマップで直感的に作成したり、飛行中のドローンのリアルタイムな位置情報を表示したり、取得データの管理・分析をしたりと、業務に必要なあらゆる機能を備えた業務自動化統合プラットフォームだ。

また、今回は活用されなかったようだが、ドローン特化のコミュニケーションシステム「SENSYN DC」と連携することで、撮影中の映像を複数拠点間でリアルタイム共有でき、さらにカメラの遠隔操作も可能となるとのこと。

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