誰もが子どもの頃にはまった経験のある電車をプログラミング教材にしたのが、今回Kickstarterに登場した「LoCoMoGo」だ。シンプルな設計で、電車で遊びながら自然にプログラミングが学べる。
ドローンやロボットもいいが電車ならより身近、子どもが飽きることなく学んでいけるだろう。
・レールはクラフトテープでつくれる
「LoCoMoGo」ではレールの購入が不要で、クラフトテープやペイントがレールとなる。床にクラフトテープを張り巡らせて自由に路線を決定できて、レール費用の節約にもなりそうだ。「LoCoMoGo」は、多くのプログラミング教材同様、段階に合わせてさまざまな学び方が用意されている。最もシンプルなのは、クラフトテープの色でコマンドを指定するもの。たとえば、「緑なら加速」「青ならライトを点灯」といったコマンドが組めて、プログラミング的思考が視覚的に理解しやすくなっている。クラフトテープやペイントなら、文字を読む前から扱えるだろう。
こうしたプログラミング学習は支援コース「Edison Express」で可能になる。
・LoCoMoGoアプリからドラッグ&ドロップでプログラミング
専用のLoCoMoGoアプリからドラッグ&ドロップでプログラミングすることもできて、年齢が上がり理解が進むとC言語に変換された中身を読むことも可能に。「チャレンジ」を解くこともできて、レベルに合わせた出題は随時アップデートされるようだ。このような少し高度なプログラミング学習には、支援コース「Bell Express」が必要となっている。
子どもが無限に時間を費やせそうな「LoCoMoGo」は、現在Kickstarterにて支援を受付中。クラフトテープの上を走る先頭車両のみの支援コース「LoCoMotive」が89ユーロ(約1万700円)から、「Edison Express」が169ユーロ(約2万300円)から、「Bell Express」が239ユーロ(約2万8800円)からとなっている。支援コースによっては残りわずかなものもあるため、ご興味ある方は早めのチェックをおすすめしたい。
LoCoMoGo/ kickstarter