・詳細データで運転スキルを向上
Honda初のパフォーマンスデータロガーとなるLogRの目的は、ドライバーが独自の詳細な運転データをもとにスキルを向上すること。LogRは、パフォーマンスモニターとログモードとオートスコアモードの3つの主な機能を持つ。パフォーマンスモニターは7インチのオーディオ表示画面で、オイルの温度や大気圧、エンジンの吸気温度やドライブモードなど、車両の機能をリアルタイムでドライバーに提供する。
ログモードはGPSを使用して車両位置と車の内部センサーを監視およびマッピングし、加速度やブレーキング、コーナリングGなどのデータを収集。トラックの所要時間を記録し、ドライバーの運転スキル向上を促す。
オートスコア機能はブレーキや加速やステアリングを監視して、「運転の滑らかさ」スコアを生成し、スムーズな運転を促進。Hondaがプロドライバーと共同で開発した独自のアルゴリズムを使用しているのが特徴だ。
・今春アプリダウンロードが開始
運転中、Logとのやり取りは車両のオーディオ表示画面を介して行われる。ログモードとオートスコアは安全面を考慮して、スマホが車両から取り外されたときに、以前のドライブやパフォーマンストレースやリプレイなどについての詳細分析を表示する。LogRはTYPE Rのオンボードコンピューターへ排他的アクセスできるため、サードパーティ製アプリよりも詳細な情報を提供。iPhoneとAndroidの両方のユーザー向けに、2020 TYPE Rでのみ機能するように設計されており、今春アプリダウンロードを開始する予定だ。
日本では、2020年秋にCIVIC TYPE Rの発売が予定されており、CIVIC TYPE R Limited Editionが国内200台限定で販売される。
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