・急速充電器が12基、普通充電器が4基
ポルシェの子会社であるポルシェ エンジニアリングが開発した、急速充電パーク「ポルシェ・ターボチャージング」は、欧州で最も強力な急速充電パークで、再生可能エネルギーを電源とする電力を供給。12基の350 kW急速充電器と4基の22 kW普通充電器が24時間体制で稼働し、全ブランドの電気自動車とハイブリッド車が利用できる。急速充電システム(CCS2)を備えた車両が利用できる急速充電器では、車種によってわずか5分間の充電で最大100 km走行が可能だ。
・ドイツ中部の電気自動車の充電インフラを拡張
この急速充電パークは、高速道路が交差する場所に位置するポルシェのライプツィヒ工場敷地内にあり、ドイツ中部の電気自動車の充電インフラを拡張することが期待される。3月末までのパイロット期間中は、全ユーザーが急速充電を無料で利用でき、その後は通常のチャージカードで支払いを行う。
2000年に設立されたライプツィヒ工場は、世界で最も先進的で持続可能な自動車工場の1つ。現在、完全な電気自動車である次世代「マカン」の車体工場の建設が行われており、まもなく生産が開始され、「パナメーラ」のハイブリッドモデルの生産も予定している。
急速充電パーク利用者は充電の間、ライプツィヒ工場のカスタマーセンターを利用でき、レトロ車両の展示やショッピングが楽しめるという。今度のドイツ訪問の際、最先端技術が詰まったポルシェのライプツィヒ工場と充電パークに立ち寄ってみてはいかがだろうか。
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