なお、海外向けのモデルとなっているため、日本での発売は予定されていない。
持ちやすさと見やすさを両立した縦長ディスプレイ
6.2インチのLCDディスプレイを搭載。解像度は1,680×720ドットとなっている。アスペクト比21:9と縦に長い形状で、一度に多くの情報を表示できる点が魅力。画面を上下に分割する「マルチウインドウ機能」に対応し、それぞれの画面で異なるアプリを操作することが可能。また、画面全体を縮小する「片手モード」を利用すれば、大画面でも片手で快適な操作ができる。
写真や動画撮影も21:9の比率に対応しているため、幅広く活用することができそうだ。
主なスペック
OSはAndroid 9。プロセッサは、「Xperia L」シリーズの先代モデルである「Xperia L3」と同様、MediaTek社のHelio P22を搭載。処理性能という点では、少し物足りない印象がある。背面には、最大1,300万画素のトリプルカメラを搭載。広い範囲を写せる超広角撮影に対応するほか、アーティスティックな雰囲気漂うボケ効果を加えた撮影も可能とした。
バッテリー容量は3,580mAhで、重量は178g。メモリは3GB、内蔵ストレージは64GBとなっており、最大512GBのマイクロSDカードによるストレージ拡張に対応する。
カラーリングは、ブラックとブルーの2種類。ソニーらしくシンプルで洗練されたデザインが印象的だ。2020年春季以降の発売が見込まれているが、価格は判明していない。
ソニー(ヨーロッパ)
(文・早川あさひ)