昨年にはUSB-typeA/NFC対応モデルとBluetooth対応モデルが日本でもリリースされ、すでに愛用されている方も多いと思う。
物理キーを用いてサインイン時の2要素認証を設定することで、Google、Facebook、Twitterなんかの対応サービスがよりセキュアに利用できるようになる。
・日本を含めた10カ国で販売開始
今回USB-tyepC対応Titanがリリースされたのは、日本を含めた10カ国。従来からTitanが入手できた国に、オーストリア、ドイツ、イタリア、スペイン、スイスなどが加わっている。いまや必須となった2要素認証には、Google Authenticatorなどの認証アプリやSMSなんかも利用できるが、手元になければ認証不可能な物理キーほどの堅牢性は望めない。
Titanは、公開鍵暗号技術を利用した認証仕様のFIDOをサポートしているて心強い。
・MacBookユーザーの必需品に
AndroidスマホやiOSのGoogle Smart Lockアプリで、スマホをセキュリティキーにすることもできるが、Bluetoothに接続するよりも直接USBポートに挿して認証したほうが手っ取り早いと感じる。つまり、USB-tyepC対応TitanはMacBookユーザーにとって最もスマートな認証ソリューションといえそうだ。
また、Googleの高度な保護機能を利用すると、紛失や機種変時の設定忘れなどでアカウントからロックアウトされないために、2つ以上セキュリティキーを登録することが奨励されるが、Titanが一式あれば安心だろう。
GoogleのTitanセキュリティキーはGoogleストアで購入できて、USB-tyepC対応モデルが4800円。ほか2モデルのバンドルが6000円(いずれも送料無料)となっている。
参照元:Titan Security Keys - now available in Austria, Canada, France, Germany, Italy, Japan, Spain, Switzerland, and the UK/ Google Security Blog