今夏、リッチモンドホテルにて
「Clova」は、音声操作だけで音楽の再生やニュース、天気、「LINE」と連携したメッセージ送受信や無料通話を可能にするAIアシスタントであり、ユーザーの生活を便利で快適なものにしてきた。このたび、自宅以外での滞在シーンの利便性向上を実現するべく、ホテル宿泊者へのサポートを開始。リッチモンドホテルが初めて採用する、BMT開発の客室用AIスピーカー「Mr.ALFRED」に、日本語対応のAIアシスタントとして「Clova」が搭載されることが決まり、今夏よりリッチモンドホテル プレミア京都駅前の全客室に順次導入されるようだ。
宿泊者・事業者双方のメリット
「Mr.ALFRED」の主な機能は3つ。まずはボイスコンシェルジュ機能だ。チェックアウトや朝食の時間、客室備品やホテル近隣のコンビニなどの施設情報を、AIスピーカーと客室のテレビ画面を利用して宿泊者に知らせることができる。次に、ルームコントロール機能。室内のエアコン、照明、空気清浄機などのコントロールが、音声はもちろん同スピーカーのディスプレイのタッチ操作でも可能となるという。
そして「Clova」機能である。「ねぇClova」と話しかけるだけで、先述した音楽の再生やニュース、メッセージ送受信などの従来の「Clova」の機能をそのまま使うことができるようだ。また、天気を同スピーカーのディスプレイで視覚的に確認することも可能とのこと。
同社は今後も、「Clova」を活用することによって、宿泊者の快適な時間・空間作りに取り組むとともに、ホテル業界の人材不足などの課題解決に寄与すべく、ホテル向けソリューションを積極的に検討していくとしている。
LINE株式会社