なお、「Brickspower」の最初の製品は、米国クラウドファンディングサイトKicksterterにて、約1,500万円以上の資金調達に成功。その後、ドイツのiFデザイン賞、米国のIDEAデザイン賞、香港のHKAI賞といった世界各地のデザインアワードを受賞した。
こだわりのモジュール式
「Brickspower」の基本キットは、3,000mAhのバッテリーとQi規格のワイヤレス充電モジュール。充電モジュールは「ナノサクション」技術による吸着機能により、スマートフォンにピタッとくっつき、落ちにくい仕様になっている。このため、給電位置がずれる心配が少なく、デスクトップ用の置型充電器としても利用しやすい。同製品の一番のこだわりは、バッテリー部分と機能部分を別々のモジュールとして設計するということだ。モジュール式の設計により、低コストで新機能を追加できるのが特徴。
同製品は、バッテリー部分にさまざまな機能を持ったモジュールを積み木のように組み合わせるだけで、機能拡張できる優れものである。今回、新しく追加されたモジュールは、「Bluetooth スピーカー」と「LEDライト」、「6,000mAhバッテリー」だ。
3つの新モジュール
「Bluetooth スピーカー」は、アウトドアやパーティーなどで音楽や動画を楽しみたいときに最適だろう。「LEDライト」は、暗い場所でのちょっとした探しものや、就寝時の読書のときなど幅広く使えそうだ。ライトの色は寒色と暖色で切り替え可能とのこと。また、従来の3,000mAhでは容量が物足りない人におすすめのバッテリー増量版「6,000mAhバッテリー」モジュールも新登場。同モジュールでは、ワイヤレス充電と同時にUSB-Cポートからの2台同時充電が可能となる。USB-Cポートの出力は10W(5V/2A)で、タブレットなどの充電可能。
同製品は、現在Makuakeにて支援を受付中だ。3,000mAhバッテリーとLEDライト、スピーカーのモジュールセットは6,900円(税込)で入手可能。ほかにも各バッテリー単品や、6,000mAhバッテリーと追加モジュールのセットなど数種類のリターンがあるようだ。製品の出荷予定は4月末頃とのこと。
Makuake