
危険を伴う環境で、人間に代わって施設内のチェック任務を行ってもらう。
・ガス漏れをチェック

Aker BPは、海底油田の掘削のために海上に設けるプラットフォームにSpotを派遣する。具体的な任務はガス漏れのチェックなどだ。オイルリグでの作業は常に危険を伴うが、中でも人間がアクセスできないような箇所での業務をSpotに担わせる。
・装置の異常音も感知

同社が公開したテストの様子をとらえた動画をみると、確かにSpotは狭い通路を通ったり、パイプの下をくぐったり、階段をのぼったりしながら施設内のあらゆるところにアクセスしている。

同社は「Spotの活用は作業員のリスクを減らすのに大きく寄与する。また生産性の向上にもつながる」とし、Spotを今年中にノルウェー海にあるオイルリグに派遣する計画だ。
Aker BP
(文・Mizoguchi)