そして、このほど中国のスタートアップが開発したのは、スマートウォッチとワイヤレスイヤホンが合体した「Wristbuds」。イヤホンを使用しないときはスマートウォッチの中に収納できるという斬新なデザインとなっている。
・スクリーンの下にイヤホン
Wristbudsはスマートウォッチとワイヤレスイヤホンで構成される。ウォッチはやや大きめではあるが、外観は何の変哲もないデザインだ。しかし、実はスクリーン部分が開くようになっていて、スクリーン下にイヤホンを収納できる。イヤホンもAirPods似のありがちなデザインながら、ウィング部分が90度回転するという仕掛けが施されている。この構造によりイヤホンをコンパクトにしてスマートウォッチ内部という限られた空間にしまうことができる。
なのでこのスマートウォッチを装着することでイヤホンを常に手首に持ち歩くことになり、音楽を聴きたいときはいつでもさっと取り出せる。
・イヤホンを2回フル充電
しかもスマートウォッチは単にイヤホンをしまう場所ではなく、イヤホンのチャージャーも兼ねていて、イヤホンを2回フル充電できるとのこと。また、ウォッチはフィットネストラッカー機能も搭載し、歩数などをリアルタイムに確認できる。データは連携するスマホのアプリで確認することも可能だ。
そのほかのスペックとしては、イヤホンとスマートウォッチはBluetooth 5で連携。イヤホンはタッチ操作や音声アシスタントに対応する。
普段使うガジェットを1つにまとめるという、なんとも新発想のWristbudsは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中。今なら出資額は79ドル(約8700円)〜となっている。すでに目標額は達成し、3月5日まで出資を受け付けたのち、4月にも発送が始まる見込みだ。
Wristbuds/Kickstarter