大きさは50セント硬貨ほどで、腕や足首、テニスとのラケットやゴルフのクラブなどに付けて使うことを想定している。ハーバード大学やケープタウン大学の研究に基づく生体機械の技術やスポーツ科学を応用し、精巧な3Dセンサーがユーザーの体の動きをとらえ、アプリにアドバイスを表示する。
例えば、ランニング時に使用すると「走るリズムを改善するためには腕の振りをもっと早く」「ひざのけがを防ぐために足の着地を軽くした方がいい」などと“コーチ”してくれる。アドバイスは音声でも案内されるので、ランニング中でもイヤホンを耳にさしていればリアルタイムにアドバイスをキャッチできる。
手始めに、リリース時はランニング、水泳、サイクリング、ボクシング、ウェイトトレーニングで使用でき、その後はヨガやゴルフ、テニスなどにも広げる。ゆくゆくはプラットフォームの公開を予定しているので、スポーツの種類はもっと増えると見込んでいる。
MoovはKickstarterやIndiegogoのようなクラウドファンディングではなく自社サイトで資金調達キャンペーンを展開中で、キャンペーンではMoov1個59.95ドル、2個セット99.95ドルで提供している。今夏にも発送が始まる予定で、キャンペーン後の小売価格は120ドルを予定している。対応するアプリは現在iOSのみだが、秋までにはAndroid版も投入する予定という。
Moov