・世界25カ国以上に支社をもつテラドローン株式会社
東京に本社があるテラドローン株式会社は、全国7支社に加え、アジア、ヨーロッパ、 北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オセアニアの世界25カ国以上に支社を構える、世界最大の産業用ドローンソリューションプロバイダー。石油・ガス、電力、マイニング分野を中心とした保守・点検サービスのほか、建設などの分野でもソリューションを提供。2019年12月に中国のドローン物流企業アントワーク社との資本業務提携をスタートさせ、より優れたドローン物流システムの開発に取り組んでいる。
・アイスのミニカップを3つ格納したドローンが自動配送に成功
今回の実証実験は、ユニリーバによるアイスクリームのドローン配送サービス事業「Ice Cream Now」の一環として、同社の投資家向けイベント「Unilever Investor Event 2019」にて実施されたもの。実験では、マルチコプタードローンに配送用ボックスを装着し、「ベン&ジェリーズ」のミニカップ(各72グラム)を3つ格納。
ドローンはユニリーバUSの施設内にて、実験前に設定した飛行経路に従い、自動配送することに成功したという。
・ドローン飛行の規制緩和に向けて準備を進める
ユニリーバは、2017年にアイスクリームの配送サービス「Ice Cream Now」を開始し、グローバルで数百億円規模の事業に成長している。同社では、将来のドローン飛行における規制緩和を見据え、ドローン物流サービスの準備をさらに進めていく考えだ。テラドローンヨーロッパの取締役・植野佑紀氏は、「世界各地で規制緩和が進み、ドローンによる都市部での物流も可能になっていく。実証実験を通じて、安全なシステムやサービスの設計開発と運用管理に向けて準備を進めたい。また、ドローンを通じて人手不足や二酸化炭素の排出など、物流分野における深刻な問題を解決に取り組んでいく」とコメントしている。
ドローンで自宅に荷物が届くどころか、食品のデリバリーまでされる時代はもうすぐそこまで来ているようだ。
PR TIMES