加えてサーマルカメラ機能を搭載するなど、建設・建築、製造、農業などの従事者に最適なスマホとなっている。
・水中撮影も
コンピューターを搭載するスマホは精密機器であり、落とすとスクリーンが割れることもあるなど取り扱いには注意が必要だ。しかし、業務中に落下させたりするのは避けられないこともある。CAT S61はまさにそうした人のためのスマホだ。米国防省の調達基準と防水・防塵規格IP68に準拠してつくられていて、衝撃だけでなく塩水噴霧にも強く、マイナス25度〜55度の環境で作動。手袋をつけたままのスクリーン操作にも対応する。
防水性はというと、水深3メートルで60分間耐えることができ、水中で写真・ビデオ撮影までできる。
・室内空気質のチェックも
また、サーマルイメージングカメラや室内空気質モニター機能などを搭載しているのもCAT S61のセールスポイント。サーマルカメラでは熱源を探知できるので施設内のエネルギー効率のチェックや設備の検査に使える。室内空気の質をモニターできる機能は、特に化学物質などを扱う現場で重宝しそうだ。そのほか、画像から長さや高さ、エリアを測定できるレーザー支援型距離測定機能は建設・建築の仕事に携わる人にはかなり有用だろう。
基本スペックはというと、OSはAndroid 9.0 Pie、プロセッサーはクアルコムのスナップドラゴン 630。メモリは4GB、ストレージ64GBだ。ディスプレイは5.2インチで解像度は1080×1920ピクセル。作業現場などでの使用を想定しているだけあってバッテリーは4500mAhあり、デュアルSIM仕様となっている。
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兼松コミュニケーションズ プレスリリース