そこで今回紹介したいのが、耳を塞ぐことなく使えるスリムな骨伝導イヤホン「Musiko」。Bluetooth 5を採用し接続性は十分、そしてタップして音楽を操作したり電話にでたりすることができる利便性も備える。
・耳穴がフリーに
イヤホンで音楽を聴きながら歩いたり自転車に乗ったりしているときに、近くの車の音を拾えず突然の車の出現に肝が冷えた経験はないだろうか。ノイズキャンセリングイヤホンなどでは騒音を完全シャットアウトして音楽に浸れるのはいいが、リスクを伴う面もある。そうした問題を一挙解決するのがMusiko。骨伝導で音を伝えつつ、耳を塞がないので周囲の音を拾うことができる。
・頬骨経由で伝達
仕組みはこうだ。トランデューサーが作り出す小さな振動がユーザーの頬骨を伝って内耳に届き、これにより音を聞くことができる。従来のイヤホンのような鼓膜経由ではない。骨伝導の技術はすでに確立されたものだが、全体的にかさばるデザインになりがちだ。だがMusikoではトランデューサー部分もスリムで、重さもわずか34グラムに抑えられている。
また、メーンボタンを1回押して音楽の再生やコールの応答、ダブルクリックで音声アシスタントの起動ができる。メーンボタンとは別に音量調整のボタンもついているので、いちいちスマホを取り出して操作する必要はない。
その他のスペックとしては、Bluetooth 5の採用によりスマホやPCなどと10メートルの範囲で連携し、フル充電で5時間駆動する。
Musikoは現在クラウドファンディグサイトKickstarterで資金調達中。出資額は今なら85カナダドル(約7000円)〜。2月28日まで出資を受け付けたのち、今年4月にも発送される見込みだ。
Musiko/Kickstarter