・アートとテクノロジーの融合
「アリババクラウドギャラリー」は、成田国際空港に到着する旅行者を歓迎するようにデザインされたデジタルギャラリー。成田国際空港の第一ターミナルおよび第二ターミナルの到着エリアにある9つの通路の壁面デジタルスクリーンに、日本人の若手アーティストの作品が2020年3月から2021年3月末の期間展示される。日本を訪れた旅行客へ向け、デジタルアートを通じ感動的なファーストインプレッションを創出することを目的としている同キャンペーン。アリババグループ CMO であるクリス・タン氏は、「オリンピック精神の本質をそのままに、同大会の高度なデジタル化を進められることを非常にうれしく思う」と語っている。
・日本を代表する若手アーティストが参加
今回のキャンペーンにおいて、アートの創出でアリババと協力する日本のアーティストのうちの2名は、木ノ内憲子氏と奥村彰一氏。木ノ内氏は、映像作家としてアカデミックな手法とデッサン力に基づき、細部までこだわった動画とCG作品を制作している。また、奥村氏は、伝統的な日本画的要素と中国画的要素を合わせた絵画作品を多数制作している若手画家。2017年アートアワードトーキョー丸の内にて在日フランス大使館賞を受賞するなど高い技術力にも定評がある画家だ。
今回のキャンペーンによって日本のアートがより海外の人たちに知られる良い機会となるとともに、日本国内でもデジタルアートやアーティストたちが注目を浴びる良いきっかけになるのではないだろうか。
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