アーティストに空間表現の場を提供するXRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を提供する株式会社Psychic VR Labは、同ブースにて体験できる、1964年の渋谷へタイムスリップするXRアートのコンテンツ配信プラットフォームとして「STYLY」を提供する。
56年前の渋谷を体験する
現在、KDDI、渋谷未来デザイン、渋谷区観光協会により2019年9月に立ち上げられた「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」を前身とする「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」が推進中だ。これまで、渋谷の街がアートミュージアムになる「INVISIBLE ART IN PUBLIC by au」や「MUTEK.JP」など7本の企画を実施。Psychic VR Labも本プロジェクトへ参画し、5Gを活用したXR領域を中心に新たな文化や魅力的な街の創出に貢献してきた。
このたび3月の5G開始に先駆け、2020年1月24日から2020年1月25日の2日間、渋谷駅ハチ公前広場にて、5Gの可搬型基地局の設置およびXR体験特設ブースが開設される。そこでは、スマートフォンをかざすと1964年の渋谷の街並みへタイムスリップできるXRアートを体験できるという。
Psychic VR Labは、同ブースにて、ライゾマティクス・アーキテクチャディレクターの齋藤精一氏監修のもと、一般社団法人1964 TOKYO VR、KDDIらと連携、XRアートのコンテンツ配信プラットフォームとして「STYLY」を提供している。
誰でも空間を創造できる時代
「STYLE」の特徴は、WebブラウザのみでVR空間制作が可能であることと、VR対応型PC以外の普及型パソコンでも稼働することである(Mac・Windows対応)。アーティストの作品は、STYLYのクラウドテクノロジーを用いて世界中のVRデバイスに配信されるため、高価なVR対応PCやプログラミングスキルは不要なのだ。また、MAYA, Blenderなどの3Dソフトのほか、Youtube、SoundCloud、Instagramなどのサービスと連携しているので、簡単にほしい素材を取り込め、空間デザインに活用できるのも魅力的。
2020年の春には、現在提供中のVR制作ツール「STYLY Studio」で、AR向けにコンテンツを制作・配信することが可能となる見込みだという。こちらも、VR対応PCやプログラミングスキルなしで、モバイル向けにARコンテンツを配信する事ができるようだ。なお、今回展示したXRアート作品は、AR作品制作が可能となるβ版の「STYLY Studio」にて制作されているという。
一足先に、5Gを活用したXR体験をしてみてはどうだろうか?
PR TIMES