そんな中、中国最大のモバイルバッテリーサービス「PowerNow(パワーナウ)」が日本に上陸した。
世界展開するPowerNowの強み
PowerNowは、中国最大のモバイルバッテリーレンタルサービスを展開している「来電科技(ライデンテック)」の海外向けブランド。中国では2014年10月から「来電 (ライデン)」というサービス名で展開しており、330以上の主要都市で30万カ所のレンタルポイントが稼働している。2019年からは全世界でサービス提供を開始。現在トータルの設置台数は1万台弱で、2020年内日本、シンガポール、タイ、マレーシア等を含め、世界範囲で10万台設置を目標にしている。日本においては、昨年から新宿や池袋を中心とした東京都内約50カ所でテスト運用を実施しており、今後2020年8月までに2万カ所に展開していく予定とのことだ。
日本で借りて他国で返す、ということができるため、旅行客にとっては便利なサービスかもしれない。
PowerNowの使い方
利用方法はシンプル。アプリをダウンロードし、登録後、充電ステーションにあるQRコードを読み取り、指示に従って操作すると、モバイルバッテリーが出てくる。返却時はアプリでステーションを探し、ケーブルを収納後に本体の返却ボタンを押し、バッテリーを返却するのみだ。自社開発バッテリーは改良を重ねた6世代目の最新バッテリーであり、iPhoneの場合は1分で1%の快速充電が可能。また、軽量、薄型かつ携帯と重ねて持つことを想定したサイズで、利便性が高いのも特徴だ。さらに、盗難防⽌ロック機能搭載し、⼿触りが良く壊れにくい特殊材料を使用しているのも魅力のひとつだろう。
料金設定は、レンタル開始30分以内は無料。30分経過後30分(利用開始から1時間)は100円(税別)。1時間経過後から120時間までは1日最大600円(税別)、または1時間100円(税別)となり、120時間を超過した場合3,000円(税込)の買取となるため、返却は不要。
短時間でのレンタルであれば「ChargeSPOT」よりも少し割安だろうか(「ChargeSPOT」もキャンペーンを行っているのでなんともいえないが……)。
PR TIMES