・Amazonアレクサ、Googleアシスタントと連携
「U by Moen Smart Faucet」は、AmazonアレクサやGoogleアシスタントと連携して、音声で操作できるようになっている。水を出したり止めたりはもちろんだが、このスマート蛇口なら、水温や水量を口頭で指示してを出させることができる。そうなると、料理の時に計量カップはいらなくなるわけだ。
量については、ミリリットルやリットルなどの具体的な数字で指定できるほか、スプーン1杯、カップ1杯、カップ半分といった大雑把なリクエストにも対応する。
また、温度については、〜度という指定だけでなく、「温かい」「冷たい」などの感覚的なコマンドでも構わない。
MOEN社によれば、音声コマンドに対応するスマート蛇口が市場に登場するのは、これがはじめてであるとのこと。
・スマートフォンアプリでよく使う量や温度をプリセット
専用のスマホアプリを使って、よく使う量や温度を設定しておけるのも「U by Moen Smart Faucet」のひとつの特長だ。例えば、赤ちゃんの哺乳瓶用に八分目の分量のぬるま湯を設定し、「赤ちゃんボトル」というコマンド名をつけておくことができる。また、犬用水入れにぴったりの水量を設定して、ペットの名前をコマンド名にしてもいい。
同社によれば、こうした設定の数に上限はないとのこと。発売開始は今年の後半になるらしい。
U by Moen Smart Faucet