ケーブル不要のBluetooth対応タイプで、三脚としても使える「GP-VPT2BT」。雲台の回転や角度もボタンでコントロールでき、特にビデオブロガーには使い勝手のいいグリップとなりそうだ。
・一脚的にあるいは三脚として
GP-VPT2BTはソニーのデジタルカメラ「α」シリーズなどで使えるグリップ。カメラとBluetoothで連携する。従来製品のようにケーブルを接続させる必要がないのでカメラ周りがシンプルになる。使い方としては大きく分けて、一脚のような片手でのホールド、短い三脚としての固定の2種だ。
・親指一つで撮影モード切り替え
GP-VPT2BTのセールスポイントはグリップに付いているボタンで撮影モードを切り替えたり、ズームを調整したりとあらゆる操作が可能な点。自撮りの状態からカメラを水平に回転させて外向き撮影にするなどの雲台機構を備え、被写体に対して10度ごとにカメラ角度を変えることもできる。
片手で持ちながらこうした操作ができるというのは、スケボーに乗りながら、あるいは街歩きをしながらなどの撮影時に重宝し、特にビデオブロガーには心強いツールとなる。低いアングルからの撮影も楽に行えるなど、撮影の幅がぐっと広がりそうだ。
対応するカメラはα9Ⅱ、α9、α7RⅣ、α7RⅢ、α7Ⅲ、α6600、α6400、α6100、RX100Ⅶ、RX0Ⅱ。希望小売価格は1万2560円(税別)。
ソニー