防水で耐衝撃と耐久性があり、バッテリーも長持ち。加えてトランシーバー機能も搭載している。
・グローブでの操作可
Galaxy XCover Proは6.3インチ、フルHDのスクリーンを搭載している一見普通のスマホ。しかし、建設や荷物配達など業務の現場での使用を想定したつくりになっている。まず、スクリーンは濡れた手やグローブをはめたままの操作に対応する。防水規格IP68をクリアし、防水・防塵なのに加え、高さ1.5メートルからの落下の衝撃にも耐える。
加えて、屋外での長時間使用に対応できるよう、バッテリー容量は4050mAhある。しかも交換可能で、スペアのバッテリーを活用することで電池不足の懸念から解放される。
・トランシーバー機能搭載
一方、業務でスマホを活用する場合、頻繁に使う機能は業種で異なる。そのため、XCover Prosではワンクリックで操作できるプログラム可能な2つのキーを設けた。たとえば、スキャナーを起動する、懐中電灯を灯す、CRM(顧客情報管理システム)を立ち上げるといった操作を、アプリを経由したりメニューをスクロールしたりすることなくできるようになる。
またユニークなのがマイクロソフトとの連携のもとで導入されたトランシーバー機能。これは、ボタンを押すと特定の人といつでも話せるというもので、現場のスタッフがオフィスと打ち合わせたり、別のロケーションにいる他のメンバーと連絡をとったりするのに役立つ。
サムスンはGalaxy XCover Proを今年半ばまでにグローバル展開する計画で、米国での価格は499ドル(約5万5000円)が見込まれている。
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