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宇宙用ロボット開発のGITAI、「ANA AVATAR XPRIZE」予選通過! 準決勝進出

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人類の移動の課題を、人類の能力を拡張するロボット技術で解決することを目指し、宇宙での作業用ロボットを開発するGITAIは、国際技術コンテスト「ANA AVATAR XPRIZE」の予選を通過、2021年に開催予定の準決勝への出場権を得た。

賞金総額10億円

同コンテストは、米国XPRIZE財団によって運営され、ANAホールディングスをスポンサーとする、2018年3月から4年間のグローバル・コンペティションであり、賞金総額は1000万USドル(約10億円)。参加チームは先端技術を用いて遠隔で周りの環境や人々と応対ができるアバターロボットを開発する。

このたび、宇宙用ロボットを開発するGITAIは、同コンテストの予選を通過。2021年開催予定のANA AVATAR XPRIZE準決勝に向けて引き続き研究開発を進めるとしている。

地球から操作できるロボット

同社は、宇宙飛行士の負担軽減および宇宙空間での作業の工期短縮と費用削減を目指し、国際宇宙ステーションの船内・船外作業ができるロボットを開発中だ。目標は、ロボットを活用し宇宙での作業コストを100分の1に下げることだという。

最新のGITAIロボットのプロトタイプ(6号機)は、宇宙ステーションの限定的なネットワーク環境の中で、スイッチ操作、工具操作、柔軟物操作、科学実験作業、負荷の高い作業など、従来のロボットでは困難とされた汎用的な作業を1台で実施できる性能を実現した。

宇宙ステーションでのネットワーク環境では、遠隔操作に必要な視覚データの送信において、地上と同じようにはいかない。そこで同社は、独自開発の技術でデータを削減・圧縮し、P2P通信技術とLinuxベースOSの開発により送信遅延の課題をクリア、さらに低遅延通信専用の独自のNATトラバーサル技術を開発し、ログインするだけでオペレータとリモートコントロールロボットを同期することに成功した。

近年、米国の民間企業が宇宙ホテル建設に乗り出すなど、国際宇宙ステーションのほかにも商業宇宙ステーションの建設が始まり、宇宙での作業は増加していくと見られている。その中で同社は、地球から遠隔操作しながら長時間作業できる宇宙ロボットの開発により、宇宙飛行士の負担軽減、作業時間短縮、コスト削減に貢献していくようだ。

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