海外・国内のベンチャー系ニュースサイト | TECHABLE

TECHABLE

Tech 株式会社sustenキャピタル・マネジメント、総額8,000万円を調達

Tech

株式会社sustenキャピタル・マネジメント、総額8,000万円を調達

SHARE ON

このエントリーをはてなブックマークに追加
「家族や友人にすすめられる投資運用サービスの創出」をミッションに、新しい資産運用サービスの提供を目指す株式会社sustenキャピタル・マネジメントは、シードラウンドにて総額8,000万円の資金調達を完了した。

個人投資家にも高品質のサービスを

同社代表取締役CEO 岡野大氏は、2012年にゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント入社以来、海外の機関投資家のために運用を行ってきた一方で、日本の個人投資家のために高品質のサービスを提供したいと考え、2019年7月、「誰もが安心して暮らせるsustainableな社会の実現」というビジョンのもと同社を設立。

このたび、シードラウンドにて企業および個人投資家を引受先とした総額8,000万円の資金調達を実施。

これまで機関投資家や超富裕層にのみアクセスすることが許されてきた品質の高い分散投資を、個人投資家がスマホから手軽に始められるサービスの提供を目指し、開発を続けていく。

投資家ファースト

同社の目指すサービスは、高品質の分散投資を、投資家の利益を優先させた低コストで実現し、科学的プロセスを経た資産運用を提供するものである。

現在、日本の個人投資家に提供されている分散投資の設計のほとんどは約40年前に発表された理論に基づいたものであり、最先端の機関投資家らはその理論をそのまま使うことは少ないという。そこで同社は、2000年以降に研究されてきた理論も実装し、品質の高い分散投資を実現していくのだ。

また、金融機関の利益が優先されがちな現在の金融サービスを見直し、投資家にとってリターンのない運用には報酬が発生しないことを決定。さらに、投資家の背負うコストである信託報酬といった目に見える費用と、運用が持つ変動リスクを抑えることを意識し、投資効率の高い運用を続けることが重要だと考え、低コストインデックス投資と比較しても引けを取らないコスト水準を目指す。

そして、「資産運用は科学である」と断言する同社のすべての運用の意思決定は、科学的プロセスを経て行われる。事前のリサーチおよび統計的テストを経て承認された計量モデルでの運用により、人間の場当たり的で近視眼的な投資行動や、認知バイアスを排除。

同社は、リターンはリスクを抱えることに対する対価であるという考え方から「リターンの源泉はリスク・プレミアムにある」とし、可能な限り不必要なリスクを排除し、互いに独立したリスク・プレミアムを大分類で6種類活用する戦略により、投資効率の向上を目指すという。

PR TIMES

関連記事

Techableの最新情報をお届けします。
前の記事
次の記事

#関連キーワード


WHAT'S NEW

最新情報