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SpaceXが3回目のStarlink衛星打ち上げに成功! 2020年内にサービス開始を計画

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Image by SpaceX-Imagery from Pixabay


SpaceXは東部標準時1月6日の21時19分に、今年最初となる打ち上げを実施。その約8分後にFalcon 9の第1段ブースターの着陸を成功させ、約61分後にはStarlink衛星60基の配備を開始している。

今回用いられたFalcon 9のブースターは再利用4回目となるもので、きれいに船上着陸プラットフォーム「Of Course I Still Love You」に着陸。これにより4回の再利用に成功したブースターは2基目になった。

Starlink衛星は、これまで2回にわたって打ち上げられた120基と合わせて計180基が軌道上に投入されることになる。

・衛星のボディを暗くして天体観測の支障を軽減


高度290kmに配備された衛星は、その後自力で上昇を続け高度550kmで通信を開始する。従来の衛星インターネットは、静止軌道と呼ばれる高度約3万5000kmからインターネットを提供しているが、Starlinkはより低い高度から高速インターネットの提供を目指す。

これには天体の観測に支障をきたすとの反対意見も出ており、今回打ち上げられた衛星のうち1基に、ボディの輝度を下げて暗く見えるようなコーティングが施されているとのこと。テスト結果によっては、今後打ち上げられる衛星には、同様のコーディングが施される可能性もあるだろう。

・米国宇宙軍発足後の初の打ち上げ</h2


Starlinkプロジェクトは、衛星からのビームダウンにより地球の隅々にまでインターネットを届けるのが目的だが、運用には最小規模でも400基、中規模で800基の衛星が必要とのこと。SpaceXは打ち上げペースを上げ、今年中にはアメリカとカナダの一部でサービスを開始する計画だ。

ところで、今回の打ち上げは米国宇宙軍発足後、初となるものでもある。宇宙開発競争で国際的な優位性を獲得したいアメリカにとって、SpaceXはより重要な位置づけになりつつある。

一方、昨年末に世界一パワフルなロケット、Long March 5によって打ち上げられた中国の衛星、実践20号(Shijian 20)は、1月5日に静止軌道に到達。DailyMailの記事によれば、同衛星は超高速通信を担うと同時に、月面探査および火星探査の準備を推し進めるものでもあるという。今後、両国をはじめとする宇宙開発の覇権争いはますます加速するとみられる。

参照元:Starlink Mission/ SpaceX
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