レノボは昨年構想を明らかにしていた折りたためるノートパソコン「ThinkPad X1 Fold」を、6日米国で開催中のCESで発表した。

完全に開いた状態では13.3インチのディスプレイで、片面をおこしてミニノートPCとして使うことができる。今年半ばの発売を予定している。

・中央で2つ折りに

やや厚めのベゼルに囲まれた2KディスプレイはLG製のプラスティック有機ELで、画面比は4:3。

13.3インチと通常のラップトップPCのサイズだが、中央部分で折りたたむことができる。手帳のように完全に折りたためるので持ち運びしやすく、電車や飛行機の中など限られたスペースでの作業を可能にする。

・ハードウェアキーボードも

使用方法としては、完全にフラットな状態にしてのタブレット、角度をつけてのミニノートPCの2パターン。

ミニノートPCとしては、片面をスクリーンにし、もう片面にソフトウェアキーボードを表示してタイピングすることができるので、通常のタブレットよりも入力作業は素早くできそうだ。

アクセサリのハードウェアキーボード「Bluetooth Mini Fold Keyboard」も用意されている。また、スタイラスペンをサポートするのも作業効率アップに貢献しそうだ。

プロセッサはIntel Coreで、OSはWindows 10。オーディオはDolbyを採用している。フル充電時の駆動時間は最長11時間。

Lenovo