ロボット関連企業、Elephant Roboticsが開発した「MarsCat」は、関わり方によって個性をはぐくめ、癒しと驚きを与えてくれる。プログラミング学習教材としても活用できるネコ型ロボットをご紹介する。
・人やモノを認識してじゃれつく
「MarsCat」とは特に意識しなくても関われる。自分で見て、聞いて、触れたのを感じるので、飼い主は話しかけたり、頭やあごに触れたりと、普通のペットに接するようにふるまえばいい。そうすることで「MarsCat」は個性を身につけ、ほかの個体とはまったく違う性格・反応が現れる。
飼い主や開発者にも次に何をするかは予測がつかず、呼び寄せても近寄ってこないことすらあるとのこと。歩いたり寝転んだり、ストレッチしたりと自律して動き、近くの人やモノを認識してジャレついたり、なんなら本物のネコと遊ぶこともあるという。
・MarsCat SDKでCatアプリを作れる
ボディを開けるとRaspberry Piを積んでいて、MarsCat SDKで独自のCatアプリが作れる。カメラやアイ・ディスプレイ、センサーや16個のサーボモーターによる制御が楽しめるほか、顔認識やオブジェクト認識などAI開発についても学べそうだ。Pythonのライブラリが使えて、MarsAIについてもオープンソース化される。
「MarsCat」はKickstarterにて支援受付中。現時点では649ドル(約7万1000円)と送料29ドル(約3200円)の支援枠にわずかに空きがある状況となっている。お得にプログラマブルなペットを手に入れたい方は、早めのチェックをおススメしたい。
MarsCat/ Kickstarter