物理ボタン「Fingerbot」を外付けすればホームオートメーションが小さく始められる。さまざまな種類のスイッチで使えて、タッチスクリーンの操作すら自動化できる同プロダクトについて見ていこう。
・IFTTT連携でIoT仕様にも
「Fingerbot」は、ルームライトやコーヒーメーカー、パソコンやプリンターなどのスイッチを押してくれる。スマホからも操作できるが、時間を指定して自動化したり、SiriやGoogleアシスタントと連携して音声操作したりも可能。また、ブリッジを追加することでネット経由での操作が可能になり、例えばIFTTT連携すれば光センサーの検知により照明を消す……といったIoT化も簡単だ。
スイッチの近くに付属テープで貼り付け、スマホとつなぐだけで設置が完了する。
・タッチスクリーンを押してゲームの操作も自動化
ボタンを押すアームはスイッチの種類によって最適化できて、パソコンには長めのタイプ、ひっかけるタイプのスイッチにはリング状のタイプといった変更が可能だ。ユニークなのはタッチスクリーンを操作するアームで、これを取り付けることでゲーム中のポイント獲得なんかも自動化できそうだ。
工夫次第で活用の幅が広そうな「Fingerbot」は、Kickstarterにて支援受付中。単体であれば29ドル(約3200円)+送料20ドル(約2200円)の支援から手に入れることができる。2個セット、4個セット、8個セットなどのコースも用意されているので、用途に応じて導入してみてはいかがだろう。
Fingerbot/ Kickstarter