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ノグチ美術館の作品 60,000点以上がオンラインで閲覧可能に

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ノグチ美術館(イサム・ノグチ財団・庭園美術館)は、Isamu Noguchi Archiveのデジタル版のローンチを発表した。これにより、約60,000点に及ぶ作品をオンラインで閲覧することが可能になった。

・アート作品や貴重な資料をオンラインで

イサム・ノグチ美術館は20世紀を代表する彫刻家・画家・デザイナーのひとりイサム・ノグチが自身の手で1985年に創設した美術館。存命作家が自作を公開する目的で設立・デザイン・会場構成を行なったアメリカ初の美術館だ。もともとは工場だった建物を改装して作られた10の屋内展示室と、世界に名高い屋外彫刻庭園から成る同美術館は、ノグチの最高傑作のひとつと広く見なされている。

今回、Isamu Noguchi Archiveのデジタル版のローンチによって、合計60,000点に及ぶ内容をオンラインで閲覧することが可能に。60,000点のアイテムのうち、28,000点は、アートワーク、展示会、スタジオ、および旅行記録の写真。それ以外の資料として、展示会の記録、新聞の切り抜き、ノグチが生涯に収集した建築図面などの貴重な資料も含まれている。さらに共同研究者らの作品や、未実現だった設計書といったなかなか目にすることのなかったアイテムも閲覧可能だ。

・デジタル化によって広がる可能性

同美術館の今回の取り組みによって、誰でもイサム・ノグチの膨大なアート作品や貴重な資料をオンライン上で閲覧することが可能になったとともに、同美術館の存在や価値をより一層高めることにも繋がったはず。

今後もアイテムは追加されていく予定とのことで、ノグチ美術館の今後の取り組みに注目が集まっている。

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