そのシェアリングサービスを展開している米スタートアップのLimeが、通勤・通学などでの利用を促進しようと、定額で無制限にスクーター解錠ができるサブスクリプションサービス「LimePass」の提供を開始した。
・米では週4.99ドル
Limeは今年日本にも上陸した注目の企業。利用料は、スクーターの解錠代金と、使用時間に基づく代金の2部構成だ。今回導入されたLimePassでは、スクーター解錠を定額で提供する。価格は国によって異なるが、米国では週4.99ドル(約550円)。LimePassを購入すると7日間、スクーター利用のたびに発生していた解錠代金が不要になる。
使用頻度にもよるが、Limeは「2、3日の利用で元を取れる」と話す。
・来年からグローバル展開
もちろん、利用すればするほどに使用料金は発生するが、ほぼ毎日学校や仕事の行き帰りに使うという人にはこのサブスクは絶対的におトクなサービスとなる。利用するにはアプリ内でサブスクを購入するだけ。スクーターの検索などは従来通りだ。
Limeによるとこの手のサブスクは業界初とのこと。まずは米国、オーストラリア、ニュージーランドで展開し、年明けにグローバルで利用できるようになる見込み。
Lime
(文・Mizoguchi)