・顧客データから分析
Shutterstockは、顧客のダウンロードを分類し、そのすべての画像から数千億のピクセルデータを分析。さらに、各ピクセルを最も近い名前の16進数のカラーコードにマッピングし、昨年から今年にかけて最も需要が増えている色を推察し、2020年のカラートレンドとして紹介している。
Shutterstockが予想するトレンドのカラーは、「ラッシュラヴァ」「アクアミント」「ファントムブルー」 の3色。2020年はこの3色のカラーがトレンドを席巻し、鮮やかな色相が好まれるとの予想を打ち出している。
・3色の特徴や効果
「ラッシュラバ」は、溶岩を思わせる鮮烈なオレンジレッド。この刺激的なカラーは注目度が非常に高く、ブランドへの関心を集めたい企業にとって最適な即戦力のある表現ツールになる可能性があるという。「アクアミント」は、シアンとミントを混ぜ合わせたカラー。明るく落ち着いたトーンは、遊び心があるモダンで外向的な印象を与える効果が。アクセントとしても、メインカラーに使用しても、楽しくて現代的なブランドにぴったりとのこと。
「ファントムブルー」は、ゴッホの「星月夜」で知られる深く溶け込んだインディゴネイビー。夜空を表現するための効果的なカラーとして使われている。用途は万能で、オーストラリア、ドイツ、スペインで特に人気が上昇中。あらゆるクリエイティブに使用されている。
また、Shutterstockのサイトでは、国や地域別のトレンドカラーも紹介。この先1年間で最も注目すべきカラーは、マーケティングやデザインの視点からも非常に興味深い考察ではないだろうか。
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