特許取得済みのジェスチャーコントロールシステム「GyroPalm」は、小さな動作や大きな動作を設定し、家電からIoTデバイス、ドローンやロボットまでもが操れる。
ウェアラブルデバイス自体に表示された通知や着信も一振りで操作できて、いままでにないユーザー体験が得られそうだ。
・シームレスな操作感を実現
ブラウザでマウスジェスチャーを活用している方なら、いちいちボタンの位置までカーソルを持っていくのがまどろっこしく感じるだろう。もし空中で手を振るだけで意図したデバイスの操作が行えれば、直感的でクイックな使用感から離れられなくなりそうだ。また運転中など手が離せないときは音声コントロールが役立つが、人目がある場所や騒音の中での利用はむつかしいだろう。その点ジャスチャーによるコントロールなら、いつでもどこでも使える。
GyroPalmはすぐに使い始めることができる。ウェアラブルデバイスを手首に装着し、プリセットのジェスチャー(4~5個のシンプルなもの)を実行すれば、対応デバイスが応えてくれるようだ。カスタムジェスチャーも必要に応じて追加可能となっている。
・対応デバイスが豊富
対応デバイスだが、専用のLEDライトやスマートプラグなどが用意されているほか、クラウドプラットフォームに対応するテレビも豊富。ドローンではDJIのPhantomシリーズが対応しているとのこと。さらに機能を拡張したい方の要望にも応えるべく専用の開発環境も用意されていて、実質Wi-FiやBluetooth、赤外線などによる入力が効く無数のデバイスがジェスチャーコントロール対応になる。
Indiegogoのページからは、手首を回転させて温度やライトのレベル調整をしたり、ロボットを動かしたりといったジェスチャーコントロールの様子が見て取れる。
スマートウォッチとしての機能も十分で、歩数計やスマホの通知や着信の表示、天気や気温の確認など、基本的なことはできそうだ。
GyroPalmは現在Indiegogoで支援受付中。スマートウォッチ単体だと約2万9100円から、LEDライトとスマートプラグがセットになったものが約3万2300円からとなっている。
GyroPalm/ Indiegogo