開発元CZURにとって3台目となる「Shine Ultra」。カーブしている表面でもきっちりとオートフォーカスでスキャンできる。「1ページをものの1秒でスキャンできる」とうたっていて、かなりの量をデジタル化したいときに特に重宝しそうだ。
・300ページの本を10分で
Shine Ultraは卓上ライトのようなデザイン。ライトにあたる部分にレンズが付いていて、1300万画素で取り込む。そして本体から伸びているコードの先にあるペダルを足元に置き、足で踏んでスキャンを実行する。このシステムのポイントは、手で本のページをめくって足でペダルを踏むことで、スムーズな操作となること。「めくってペダルを踏む」をテンポよく繰り返すと、300ページの本でも10分そこらで取り込めると開発元は話す。
・編集可能なファイルに変換
また、本は厚いものになるとページの表面がどうしても曲がってしまうが、Shine Ultraはカーブしていても問題なくスキャンできるのも売りだ。両手で本を押さえてページを平らにするという手間が省ける。加えて、OCR技術を採用しているので、スキャンしたデータを編集可能なファイルにすることができる。テキストだけでなく、イラストやグラフなどにも対応する。
コンパクトにたためるShine Ultraの出資額は現在Indiegogoで99ドル(約1万1000円)〜となっている。世界中どこにでも無料で発送してくれるので気になる方はお早めに。出資はあと1カ月ほど受け付ける。
Shine Ultra/Indiegogo