こうした荷物追跡を、中小業者が配達するものでもGoogleでできるようになるようだ。Googleはこのほど、配達会社向けにアーリーアクセスプログラムを展開すると発表した。
・荷物追跡番号入力欄が現れる
Googleの検索バーにフライトの便名を入力すると、出発予定時刻や、目的地到着まであとどれくらいかかるのかといった情報が示される。今回プログラムを展開する荷物配達もまさに同じようなスタイル。荷物のロケーション情報がリアルタイムに提供されるようになる。
具体的には、Googleの検索バーに配達会社名とpackage tracking(荷物追跡)というキーワードを入力すると、荷物追跡番号を入力する欄が現れる。そして番号を入力すると荷物がいまどこにあるのか、いつ配達される予定なのかが示される。
・Googleサイトで追跡完了
これまでの荷物追跡は、消費者が配達業者のサイトアドレスをマニュアル入力するか、Googleで配達業者のサイトを調べて、そこから追跡サイトにいくというのが一般的だった。しかしプログラムを導入した場合、Googleのサイトで追跡が行える。
消費者にとっては便利なのは言うに及ばず、また自力で追跡サービスを提供できない中小企業にとっても荷主と荷物受取人の双方の利便性向上を図れるというメリットがある。
この検索機能を活用できるようにするには、配達業者はGoogleのプログラムに申し込む必要がある。
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(文・Mizoguchi)