そこで開発されたのが、iPhoneケース「Thunderocket」である。iPhoneの他、AirPodsやApple Watchの充電もこなせるモバイルバッテリー付きスマホケースだ。
・Apple WatchとiPhoneを同時充電
Thunderocketは、その裏側にQiワイヤレス充電パッドを備えている。それを通じて装着先のiPhoneに充電できるという仕組みだが、一方でThunderocketにはUCB-Cの接続口が用意されている。即ち、間接的ではあるが「UCB-CでiPhoneが充電できる」という構図である。Lightningプラグの差込口が空くから、そこにイヤホンを差すことも可能だ。
iPhoneを取り外せば、通常のワイヤレス充電パッドとして他の機器への給電にも使える。無論、AirPodsにも対応する。
そして最大の特徴は、Thunderocketの背面部分。ここはApple Watch対応のワイヤレス充電パッドになっており、これを活かせばiPhoneとApple Watchを同時に充電できる。ただし、その設計上Apple Watchを充電している時にiPhoneの画面閲覧は難しい。
・資金調達は既に成功
Thunderocketの適合機種は、iPhoneⅩ以降。白と黒の2種類を用意している。この製品は現在、クラウドファンディング「Kickstarter」で出資を受け付けている最中だ。価格は156香港ドル(約2170円)から。配送は来年2月を予定している。Kickstarterでのキャンペーン自体は、既に目標額をクリアしている。
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